価格：9,240円

　今作から新たに導入された「モンスターチーム」システムは、3匹のモンスターをチームとして編成し、主人公たちの代わりに戦わせたりするというもの。このチームに入れるモンスターは、ときおりフィールドに姿を見せる「チームモンスター」との戦いに勝利し、「スカウト」することで増えていく。戦闘時の心強い仲間となるだけでなく、「モンスターチーム」専用の格闘場「モンスター・バトルロード」も用意されており、本編以上に熱くなっているプレーヤーもいるだろう。

　その「チームモンスター」だが、ただ闇雲に探していれば見つかるというものではない。非常に見つけにくい場所にいるモンスターもいれば、ある条件を満たすまでは出現しないというものまでいる。今回はその辺りの謎を少しだけ公開したい。

　ストーリーの目的どおりにムダなく歩いていては、なかなか発見できないチームモンスターが存在する。全ての「チームモンスター」をスカウトするには、一見ただの行き止まりに見えるような場所にも足を運んでおきたい。

　また「モンスター・バトルロード」である程度勝ち進むと登場するチームモンスターも存在する。「モンスター・バトルロード」で最強を目指せば、最強のモンスターチームも編成できるというわけだ。

　それでは、普通にプレイしていてはなかなか見つからないというチームモンスターを一部ご紹介しよう。

　ブラウンは“山のテンション王”の名のとおり、テンションをどんどん上げてくる。さらに痛恨の一撃まで仕掛けてくるので、下手をするととんでもないダメージを受けてしまう。いくらチームモンスターを発見しても負けてしまっては元も子もないので、呪文で守備力を上げるなどの対応をして戦いたい。

見た目はなかなかかわいらしいブラウンだが、さすがにチームモンスターとなると普通のブラウニーとは一味違う。テンションを上げてからの攻撃には要注意

　“怪力ゴレムス”というだけあって、基本的に強力な攻撃力を持っているゴレムス。さらに“山のテンション王”以上にテンションを上げ、大ダメージを狙ってくる。同様に呪文で守備力を上げるなどの対処が必要になるだろう。

遺跡の守護者といった風体のゴーレム。テンションを上げてからの攻撃も怖いが、体力もかなりありそうなので長期戦を覚悟すべきか

　魔法使いであるウィッチレディは、攻撃呪文や補助呪文を使って攻めてくる。マホトーンでこちらの回復呪文を封じてから、バギマなどの範囲攻撃呪文を唱えられると、かなり苦戦するだろう。さらに“愛の国から来た女”と名づけられたアモーレは、特殊攻撃の「ぱふぱふ」まで使用してくる。相手の流れに引き込まれないうちに勝負を決めてしまいたい。

厄介な呪文を使うだけでなく、「ぱふぱふ」で主人公たちを惑わす。可能ならば逆に呪文を封じてしまいたいが……

　おおさそりならではの毒攻撃だけでなく、守備力を上昇させる呪文スクルトを使用してくる。元々守備力が高めのモンスターなので長期戦は必至だが、なるべく守備力を上げさせないように戦いたい。もちろん、毒に対する準備も忘れずに。

「サシタル」という名前もユニークなチームモンスター。戦いが長引くと、呪文による守備力アップや毒で苦戦を強いられそう

　“竜商人でんすけ”という名前はこれまでとはちょっとイメージが違い、どんなモンスターなのか想像できない。実際に戦ってみると、手に抱えたツボから撒く目つぶしの砂に加えて、かえんの息で攻撃を仕掛けてくる。回復に気を使いながら、慎重に戦いを進めたい。

名前から強さがイメージできない“竜商人でんすけ”。一体誰を相手に商売しているのかも気になる

　はぐれメタルのチームモンスター。出現場所を時々変える上に、発見しても猛スピードで逃げていってしまう。さらに出現条件として、「モンスター・バトルロード」をBクラスまでクリアしている必要がある。通常のはぐれメタル以上に、出会うだけでも大変そうなモンスターだ。

　はぐれメタルであるからには、とてつもない守備力を持っていることは想像できる。さらに他のチームモンスターと同様であれば、通常のモンスターにはない、何か特殊な技を使用してくる可能性もある。もし幸運に恵まれて出会えたとしても、決して油断しないほうがいいだろう。

見つけるのが困難な上に強さも未知数の“マッハ・はぐりん”。名前のとおりならば、守備力だけでなく回避能力も非常に高いのか、あるいは凄いスピードで逃げていくのか……?

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