神戸ルミナリエ：
震災１０年、鎮魂の光　復興願い開幕

阪神大震災から１０年。今年も灯った鎮魂の光「神戸ルミナリエ」＝神戸市中央区の東遊園地で１３日午後６時半、三村政司写す

　震災犠牲者を追悼し、復興を願う「神戸ルミナリエ」が１３日夕、神戸市中央区で開幕した。２１基のゲートからなる回廊「ガレリア」と、神戸市役所南側の東遊園地に建てられた直径４１メートルの十角形の壁掛け「スパッリエーラ」に約２０万個の電球がともされた。２６日まで。

　阪神大震災があった９５年に始まり、今年で１０回目。点灯式では、新潟県中越地震と台風２３号の犠牲者に黙とうがささげられ、被災地の応援歌「しあわせ運べるように」を神戸市立港島小の児童たちが合唱した後、一斉に点灯された。

　主催者の組織委員会は期間中に昨年とほぼ同じ５００万人の人出を見込んでいる。